映画を種にして米子の地をトンデモナク盛り上げようと2011年から開催しているイベントです。「映画祭」ではなく「映画事変」... もちろん上映はありますが、監督さんや出演者さんのトークがセットです。ほかには活弁あり、ライブあり、炊き出し、プロレス等。「楽しいことならなんでもあり」の大衆文化の祭典です。
もともと出演者とスタッフ、および来場者の距離が近いイベントでしたが、2017年の第七次 米子映画事変より「交遊」を理念と定め、大衆文化において全国的発信力のある皆さんの集積と、米子の全国的認知度の向上を図るよう、企画を進めています。
・なぜ、"映画"なのか?
誰でも参加できる、それが映画作りの醍醐味。撮影する人、演じる人、指導する人、もちろん必要。でも、運転する人、弁当を手配する人、機材を持つ人も同じくらい重要。あなただって映画は作れる! 映画作りは仲間づくりでもあるのです。
・映画祭にとどまらない"大文化祭"
米子映画事変の一つの柱は映画。しかし映画を総合芸術ととらえ、漫画・写真・ファッション・音楽......とにかく何でもアリ、参加したもん勝ちの街全体を巻き込んだデッカイお祭り騒ぎを決行します。
・米子が変われば"世界も変わる"?
米子は現代日本・地方都市の縮図。米子映画事変の成功は、地方都市活性化の突破口に! 米子の元気は日本の元気に果ては世界へと続く!!
・米子映画事変最大の醍醐味は、"交遊"
毎年、各方面のクリエイターや様々なゲストが集います。そして、こうした方々と観客・スタッフの距離が物理的にも心理的にも近いことも特徴です。この距離の近さから、様々な交流やそこから生じる「化学反応」をもたらし、そこからさらなる活動を創出する起爆剤となり、地域の活性化に寄与すると考えます。我々はこれを『交遊』と呼び、米子映画事変の理念としています。
・米子映画事変の目指すもの
我々が10年以上に渡って米子映画事変を続け、そしてこれからも続けていきたいのは何故か... それは、この米子映画事変で多くの人や物の「繋がり」を作っていきたいからです。かつて米子には、周辺の地方には無いモノや最新のモノが集まっていました。それを求めて多くの人が集まっていましたが、今やネットの発達などにより米子に行かなくても物が手に入る時代です。そこで、これからは「物」ではなく「文化」。ポップカルチャーを通じて米子に人を集めることにより、そこで交流が生まれるし、来てくれた人が米子をホームタウンのように思ってくれる...そういうアプローチができる場所に米子をしていくことが大事だと考えています。
全国から米子映画事変に来た人たちが、米子映画事変を通して米子で交流を持ち、それを地元に持って帰ることで、全国に米子が交遊の場として定着していくのです。かつて米子は「交通の結節点」として栄えていましたが、これからは「創造文化の結節点」となるため、米子映画事変を「出会い」や「交遊」の場にしたいと考えています。
「文化」は財産です。そして米子の「文化」は面白い!その米子をもっと好きになってもらい、全世界にもっと米子ファンを増やすため、我々は米子映画事変を続けて行きます!