11月27、28日で幕を下ろしたかに思えた「第十次 米子映画事変」
その興奮冷めやらぬ12月19日、その「パート2」を米子コンベンションセンターで開催!
今回は、劇場アニメ「王立宇宙軍 オネアミスの翼」の上映&トークショーや、地域イベントについてゲストと語り合う2部構成。
【日時】
2021年12月19日(日)
10:00~16:00(予定)
【会場】
米子コンベンションセンター 多目的ホール
【入場料】
500円 小学生以下無料
※11/27・28の第十次 米子映画事変フリーパスでも入場できます
10:00~13:50
「王立宇宙軍 オネアミスの翼」上映&トークショー
©BANDAI VISUAL/GAINAX
1987年公開
監督 山賀博之
制作 GAINAX
キミは劇場アニメ『王立宇宙軍 オネアミスの翼』を知っているか!? あの「GAINAX」はこの映画を制作するために生まれたのです!
若人の熱気と怖いもの知らずが生み出したこの作品を高画質のHDリマスターにて上映!
さらに、監督の山賀博之氏を含めたGAINAXおよびDAICON FILM関係者による、同映画制作当時の地域文化などを語るトークショーも!
トークゲスト
山賀博之(映画監督)
武田康廣(アニメプロデューサー)
MC
赤井孝美
14:00~15:50
ディカッション「ポップカルチャーを地域の力に!?」
地域活性化のために開催されているイベントって、本当に地域のためになってるの?
そんな身もふたもない...否、米子映画事変だからこそ語れる、ポップカルチャーのイベントについてのアレコレを語りつくす2時間(2部構成)!
第1部ゲスト
古原奈々(声優)
高見桃子(声優)
伊吹悠(声優)
第2部ゲスト
菅浩江(SF作家)
山賀博之(映画監督)
武田康廣(アニメプロデューサー)
石毛弓(大手前大学建築&芸術学部教授)
MC
赤井孝美
【ゲスト紹介】
山賀 博之・やまが ひろゆき(映画監督)
映画監督。現在はフリーランス。
1987年 自身が監督を務めた映画『王立宇宙軍 オネアミスの翼』を公開。
ガイナックスはその後も数々のアニメや漫画、ゲームなどを世に送り出し、『新世紀エヴァンゲリオン』のヒットにより一躍有名となった。
2017年 SONYイメージCM『砂の灯』を上映。
2018年 大徳寺真珠庵、旦那の間の襖絵『かろうじて生きている』を公開。
武田 康廣・たけだ やすひろ(アニメプロデューサー)
株式会社GAINAX京都代表取締役。
活字SF中心であった当時のSF大会の風潮に不満を抱き、アニメ・特撮などにも目配りした、DAICON(ダイコン)3・4を主催する。
DAICONオープニングアニメ製作から自主製作映画グループ「ダイコンフィルム」を創設。
米子を舞台にした「八岐之大蛇の逆襲」では、八岐之大蛇攻撃の為に出動した部隊の司令官として出演。
本人コメント「次はどこに行くのだろうか。人生は楽しい。」
菅 浩江・すが ひろえ(SF作家)
ファン時代より、幾度も日本SF大会のスタッフを務める。
主な受賞歴:
星雲賞(4回)、日本推理作家協会賞、日本SF大賞など
主な役職:
文部科学省教科書検定調査審議会臨時委員(国語小委員会)
文化庁文化審議会著作権分科会基本政策小委員会委員
古原 奈々・ふるはら なな(声優)
東京都出身。アイドルユニットでデビュー後、舞台演劇を経て、現在は主に声優・ナレーターとして活動。
歌、ラジオ、司会、リポーター、講師なども務める。
出演作は、アニメ「こども刑事 めめたん」(めめたん役)、ゲーム「太鼓の達人」(どん子役)、「ことばのパズル もじぴったん」(歌&もじくん役)、「ロロナのアトリエ」(ED曲歌)、他多数。
地域おこし協力隊をきっかけに鳥取県へ。山陰声優部を立ち上げる。
1児のシングルマザー。(写真撮影 小川康之)
高見 桃子・たかみ ももこ(声優)
鳥取県大山町出身の元保育士。
現在は米子に住みながら、声優、ナレーター、イベントMC、イラストレーターなどで活動。
中海テレビ「パルディア」のレポーターとして出演中。
「ガイナタマガー」声優オーディションで、初のアニメ主役を射止めた。
好きなものはラーメン。
趣味はカフェ巡り。
伊吹 悠・いぶき はるか(声優)
広島大学法学部出身。大学在学中は毎週大阪へ通い、アニメ・外画・ナレーションなど多岐にわたる稽古を受ける。
六法全書とアフレコ台本を抱え、濃密な4年間を駆け抜けた。
在学中に地元テレビ局のオーディションに合格し声優の世界に飛び込むことに。
現在は広島を中心にテレビ番組やCMナレーションを担当。
夢の原点は、高校生のときに出場した「声優魂 鳥取大会」で声優・中尾隆聖さんから審査員特別賞を受賞したこと。
米子ガイナックス制作アニメ「ガイナタマガー」テンニョ先生役
石毛 弓・いしげ ゆみ(大手前大学建築&芸術学部教授)
研究領域は西洋哲学およびポピュラーカルチャー。
哲学の研究者をめざしたきっかけは、「SFみたいで楽しい」だった。
一介のSFファンとして、その気持は現在も持続中。
哲学とポピュラーカルチャーの隙間家具になることが目標。
単著『マンガがひもとく未来と環境』、編著『日仏アニメーションの文化論』『なぜ学校でマンガを教えるのか?』など。