母を求めてわんぱく王子が大冒険!
日本のアニメを誕生させたスタッフ陣の最高傑作
日時:2024年10月5日(土)14:00~16:30(予定) 会場:米子市公会堂 大ホール フリーパス:要 【作品情報】 1963年公開 東映動画 カラー シネスコ 約86分 原画監督■森康二 音楽■伊福部昭 演出■芹川有吾 声の出演■住田知仁(現・風間杜夫)、岡田由記子、久里千春、木下秀雄 ほか TVで初の日本製アニメ『鉄腕アトム』が放映された1963年、劇場では東映動画(現:東映アニメーション)の長編まんが映画の6作目『わんぱく王子の大蛇退治』が公開されました。 日本神話を題材に、スサノオの成長と活躍を描く冒険活劇映画です。 クライマックスであるヤマタノオロチとの戦いは出雲が舞台。そして、参加しているスタッフにも山陰にゆかりのある方々が参加しており、特に地元民には観ていただきたい作品でもあります。 音楽の伊福部昭は鳥取にルーツを持ち、原画(作画)監督の森康二は鳥取県出身、原画の大塚康生は島根県出身、動画の岡迫亘弘は幼少期を島根県で過ごしています。他にもレジェンド級のスタッフ陣が精魂込めて作り上げました。 「東洋のウォルト・ディズニーになりましょう」を標榜として作品を作ってきた東映動画が、日本独自のディフォルメを施したキャラクター(作画)で作り出した初のアニメでもあります。 そして上映後には、ゲストにアニメーション演出者の本郷みつる、マルチタレントの藤井美音、ホラー作家で怪談師の西浦和也を迎え、MC赤井が地域コンテンツとしてのアニメ作品というテーマでトークショーを行います。 見どころは、眼が離せない怪魚アクルや巨大なヤマタノオロチとの戦いですが「古事記」や「日本書紀」で語られる神話の世界を、ファンタジックかつ冒険アクション作品として昇華させた本作を堪能し、改めて大和心を想起してみてはいかがでしょうか。◆ご協賛広告◆